真っ白なものは汚したくなる
2017年7月19日、いよいよアルバム発売。ツベにはない曲もあるし、とにかく欲しい。こうなれば、フラゲです。前日に渋谷のタワレコさんに突撃。
ただおっさんがアイドルのアルバム買うのは恥ずかしくてたまらない。そうだ!仲の良い、口の固い後輩に買わせようと無理矢理連れていく。
お店に到着するとすでにアルバムが店頭に並んでます。青い方を買うか、白い方を買うか。というか、収録曲を微妙に代えてどちらも買わせる秋元商法には騙されたくないので意地でもどちらかしか買わないと心に誓う。
しばらく悩んで、青い方を買うと決め、後輩に
この後、飲みごちそうするから買ってきて!と言ったら自分で買ってくださいと言いやがる。恥ずかしくないですから、誰もあなたなんかみてないですから、自意識過剰ですとバッサバッサ切られる。欲しいんでしょ?ここまで来たんだから買ってくださいとも言われ、何かが崩れる音がした。そっか誰も見ちゃいねぇか。アルバム欲しいんだもん。そう思ったら普通に買えた。一人だったら買わずに帰ってたと思う。後輩よ、ありがとう。
さて、アルバムをゲットしたので、早く帰って聴きたいけど、後輩のおかけでアルバム買えたので、軽く飲みをごちそうして帰宅。
さっそくアルバムを聴く。セゾンのPVを大画面で見る。歌良い!詩織様、所作がキレイすぎる。世界には愛しかないのPVを見る。改めて今泉さんと鈴本さんがかわいすぎるのを再認識する。あー、これはハマったかなぁと思いつつ、明け方までアルバムを楽しみました。
アニバーサリーライブ
2017年4月6日、アニバーサリーライブがあるらしい。会場は代々木第一体育館。ライブでovertureと二人セゾンが聴きたい。でもアイドルのライブだから若い子達しかいないだろうし、あの光る棒を振って応援するなんて自分には絶対無理。ゆえに行ってはいけないのだ!と自分に言い聞かせる。そもそもチケットの取り方も知らないので、参戦できるはずもなく当日を迎える。
4/6、思ったより仕事が早く終わる。代々木は遠くない。そうだ!通りすがりのフリして様子を見に行ってみよう!もしかしたらおっさんが結構いて恥ずかしくないかもしれないし。
現地に着く。ライブが始まっている時間なので、会場から曲や声援が聞こえる。会場のまわりには高校生大学生とおぼしき子達がたくさんいる。チケット買えなかった子達なのだろうか?そんな様子を見ながらしばらくウロウロするもおっさんなんぞいるわけもなく、やはりここは若い子達の世界なんだと思い知らされる。
せっかく来たのでネタ集めのために明かりがついている場所に行ってみる。グッズ販売だった。光る棒はペンライトっていうのか。2000円だか3000円だかする。高い。タオルも売ってる。こちらもそこそこする。意外とお金かかるのね。ちょっと若い子達の世界が覗けて面白かったと駅に向かおうとしたら、青空が違うが聞こえてくる。この歌も好きな歌だ。やっぱりライブ行きたいな、端っこの方でこっそりでいいから生で見たいなという思いを抱えて、この日は帰宅しました。
知れば知るほど
欅坂46の勉強を始めた当初は、まだ結成されて日が浅いグループだから、そんなにいい曲もないだろうし、すぐに飽きるだろうと思っていた。
ところがすぐにいい楽曲がたくさんあることがわかり、メンバーも個性的、エピソードもたくさんある。知れば知るほど面白い。ハマるのにそんなに時間はかからなかった。
サイレントマジョリティー
キミガイナイ
世界には愛しかない
語るなら未来を
青空が違う
二人セゾン
制服と太陽
夕陽1/3
overture
特にovertureはライブのスタートで流れるとのこと。今までいろいろな人のライブに行ってきたけどovertureなんてものはなかった。しかもメロディがカッコいい。これからライブが始まるぞ!って思わせてくれる。
メンバーも二人セゾンでは佐藤さんしか見ていなかったけど、基本的に平手さんという絶対的センターがいて、今泉さん、鈴本さん、梨加さん、理佐さん等、ビジュアル面でもバラエティー面でもレベルの高い子達が脇を固めている。長濱さんのオーディション辞退からのひらがなけやき結成、米谷さんとの確執も本人達は大変だっただろうけど、ストーリーとしては面白い。
そんな感じで時間が過ぎ、メンバーの顔と名前が一致した頃に1stのアニバーサリーライブの日が近づいてきたのである。
葛藤の始まり
2016年の年末に二人セゾンを聞いて以来、どうにも欅坂46が気になる。今までアイドルなんて社会現象にでもならない限り知ろうとも思わなかった。全盛期のモーニング娘、AKB48など回りと話を合わせるための知識として仕入れていたくらい。そもそもアイドルを追いかけるなんて発想がない。年齢的にもアイドルの歌を聞くなんて恥ずかしくてたまらない。高校生大学生ならまだしもアイドル好きのおっさんとか気持ち悪いと思ってた側の人間だ。ここから葛藤が始まる。
欅坂46を勉強する?
OR
おっさんのくせに気持ち悪いからやめとけ!
しばらく二人セゾンだけ聞いて満足してたけど、年も明けて生活が落ち着いてくるとだんだん他も知りたくなってくる。でもそんな自分が気持ち悪い。他にやること山ほどあるだろ?おっさんがアイドル追うか?と思ってしまう。そんな折、夜中テレビを見ていたら、欅坂の番組が流れてた。書き初めの回だった。字の綺麗な子、目標の面白い子、みんな個性が出てて、またそれをMCがうまく拾って見ていて楽しい番組だった。まぁ家族にも友達にもバレなければいいか、少し勉強してみようと言う感じに落ち着く。とりあえず葛藤の1stステージは何とかクリアしたが、この先まだまだ葛藤が続くことになる。
出会いは突然に
振り返れば2016年の年末。
FMから聴き心地の良い歌が流れてくる。「二人セゾン~、二人セゾン~、春夏で~」。初聴で掴まれる曲ってあまりないんだけど、久々に一撃でお気に入り。運転中だったので誰の歌かわからず、家に帰って調べてみたら、歌っているのは欅坂46というグループらしい。なんだアイドルだったか。しかも秋元プロデュースか。おにゃんこで盛り上がった世代としては、みんなの麻巳子を持っていった秋元にはもう騙されんぞ!という思いとこの年齢でアイドルの歌はさすがにねという思いで一気にテンションが下がる。
とりあえずPVがあるらしい。まぁ見るだけ見てみるか・・・。曲は改めて聴いても素晴らしい。バレエのような振り付けが結構あるなぁ。映像としてもきれいだな。曲調とは合わない気もするけどみんな笑顔で楽しそうでいいな。若かったらファンになっていたかもなぁと一回目のPV終了。
その後、何回かPV再生。一回目から気になっていたんだけど一人ずば抜けてダンスの綺麗な子がいる。指先から爪先まで神経がいってて、腕がビシッとあがる。体操をやっていた人間からすると自然とその子にしか目がいかなくなる。調べてみると佐藤詩織という子らしい。まぁ、曲もいいし、時々PV見て、佐藤さんの綺麗なダンスでも見るかとこの時は思っていた。
まさか、セゾンとの出会いが今までの思考を一変させることになるとはこの時一欠片も思っていなかった。